たまには、私が居ることも思い出して下さいね。











































「幸村、お前は…お前だけは居なくなってくれるな」
「これは異なことを。貴方様は私が居なくなろうと露ほどにも気に留めぬことで御座いましょうに」

二人とも本心。直江は幸村が死んだら三成が死ぬのと同じくらい泣くだろうと思っているけど、幸村は、直江にとって自分は三成ほど大きい存在ではないと思っている。
三成死後、この二人は傷を嘗め合ってると良い。
090508